素人でも読める古事記:「Kojiki古事記」(池澤夏樹訳)

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分野: 歴史
 「Kojiki古事記:池澤夏樹個人編集日本文学全集01」
    池澤夏樹訳 河出書房新社 397頁 2014年刊

 古事記の現代語訳を何度か読み始めたが、何時も1割も進まないうちに挫折を味わってきた。今回、「Kojiki古事記」を本屋で手に取ると何と無く読み通せそうに感じたので早速購入。結果、初めて最後まで一気に読み通すことが出来た。
 意外に思ったのは、内容的には人命の羅列が多いということ、更に、古事記に書かれてたという話(八咫烏による道案内、海幸彦・山幸彦の争い、日本武尊の遠征等)が意外とサラリとしか書かれていないこと。等々。
 大部分が時の権力者を擁護する立場で書かれたものだとは思うが、日本人・日本の成り立ちを考える上で面白い著述で、歴史の素人が読むには良い現代訳本だと思う。
 この全集は個人編集で古典から最近の文学まで、色んな編集者が取り扱っているようだが、次に読みたい「日本書紀」が見当たらないのは残念。 

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