他を気にしなくて、ことが出来るのが50歳以降と思うのだが:「50歳からの歴史の旅」を読んで

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「50歳からの歴史の旅」 童門冬二著 青春出版社 2004年刊

  題目に惹かれたのか図書館で借りてきた。読書録を見直すと二年前にも借りて読んでいる。やはり売れるためには本の題名は重要。
 閑話休題。作家童門冬二が講演で訪れた街の話を紀行的に紹介。気になったのは・面白かったのは、副題が「歴史にふれ、自分と出会う”一期一会の旅”へ出かけよう」”の、”はじめに”と名前をつけられた章(多分この章だけが、この本出版にあたって新たに書き下ろした部分。他は何処に投稿した文章を集めたものと思われる)。
 江戸時代九州柳川藩主の立花宗茂の言葉「士は求められた処に赴く」から、「50歳を過ぎたら他人に”この人なら”と思わせる”自分らしさ”を発見したり創造したりしょう」という。言い換えると、「50歳になったら積極的に旅をしよう」と言っている。これが生涯学習の一つでもあると。
 そうでしょう。だが、他者を意識しすぎるのは気に入らない。”○○するため”は、もっと若いときの行動パターン。50歳或いは定年後の行動パターンは、他を意識することなく自分の思うままに生きることが一番必要だと思う。結果として”他人にこの人なら”と思わせる何かが得られるのでは。
 最近の世の中の風潮は、首相ではないが”歴史に名を残す”目的(?)のために自分の信条(あったかどうか別として、今まで言ってきたこと)すら、忘れて変えてしまうことが多い。これは結果が全てという考え方を間違って捉えているように思う。人は自分の信じることに真直ぐに努力することに意味がある。50歳を過ぎたら、定年になったら、まさにこれではないだろうか。私も自分探しなどと洒落た事は言わないが、もっと色々(具体性は無いが)と知りたいと旅に出かけているし、これからも出かけたいと思っている。
 「隠居道」の成就を目指して「隠活中」と公言している自分としては参考にしたい章。

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