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help RSS 悲しい韓国人の書いた日本滞在記:「悲しい日本人(イルボヌンオプタ)」(田麗玉著)

<<   作成日時 : 2012/10/23 18:37   >>

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「悲しい日本人(イルボヌンオプタ)」
 田麗玉(チョン・ヨオク)著・金学文(キム・ハンムン)訳
 たま出版  1994年刊

 著者は、当時韓国のTV局KBSの特派員。90年代日本に滞在した経験を扱った。今は国会議員とのこと。英文題名は、「There is No Japan」。
 内容的には、日本人が見ても嫌だなと思うことを、日本人の代表的行動様式と曲解して、日本人を貶めているようなトーンで書かれている。序で、「記者としてでなく一個人として書いたもの。客観的な記録でなく主観的な記録。記事に出来なかった文章」と書いている。こうでも書かないと、著者の見識や人格、記者としての資質が疑われる。なんら勉強することなく直感で書かれた文章の寄せ集め。
 更に、最後には、
「日本のように非人間的で歴史的に不潔で道徳麻痺現象の国には住みたくない。日本のように国が国民を抑圧し操り苦しめる国を我々はいいとは思いません。日本に住んでみたおかげで、逆説的かもしれませんが、自分の国を再認識するようになりました。そして、我が国の国民がいかに優れていてステキな国民かもわかりました。21世紀は韓国の世紀になると確信しました。」
 ここまで読むと、国会議員になるため韓国国内の反日意識を利用したある種のポピュリズムを感じる。通常、外国を訪れると自分の国のよさを感じる反面、自国の欠点を見つけるものだが、この著作は国内向けに、それも週刊誌的記述を考えると著者の真意が窺われる。
 その後読んだ在日韓国人の文章に、この著者のことが書かれていた。「ハングル世代田麗玉は、自尊の念に揺らぎない例外的な存在。その特徴は、自己に対する懐疑というよりは、日本に対する懐疑であり、日本に対する共感よりは対抗意識である。これでは、コスモポリタンを志向する資格もない。田の日本体験は一見意気軒昂なものに見える。しかし、それはある種の痛々しさや壊れやすさと表裏一体になっていることを見逃してはならない」と。
 更に気になるのは、この本には、訳者の後書きがない点と。訳者(日本生まれで韓国留学の在日の翻訳者)と企画者(朝鮮問題に傾倒したフリーのジャーナリスト)までの略歴が付いている点。意味が分らない。
 読んで気持ちの良い著作ではないがこんな形で、自国愛や反日を、韓国内で一般大衆を煽っている人が居るということも知っておくことは必要だろう。

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